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第9回被爆者健康講話

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令和2年2月20日(木)に令和元年度 第9回被爆者健康講話が開催されました。

講師は長崎大学 原爆後障害医療研究所 原研国際の赤澤 論先生です。
今回のテーマは「糖尿病」についてです。

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現在、40歳以上の人口に占める糖尿病患者及び予備軍の割合は3.5人に1人
糖尿病患者のうち、治療を受けていない人の割合は3人に1人いるそうです。

そもそも糖尿病とはどのような病気でしょうか。
糖尿病とは「血中の中に糖分(血糖値)が多くなり(高血糖)、
これが長期間続くと、色々な障害(合併症)が出現する病気」のことです。

糖尿病には主に1型と2型に分類されます。(その他の糖尿病もあります。)
1型は小児期発症が多く、ウイルス感染や自己免疫などによりインスリンが作れなくなります。
2型は生活習慣病が主な原因で、過食・ストレスや運動不足などによりすい臓に過剰な負担をかけ
十分なインスリンが作れなくなります。

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンの一種です。
インスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる作用があります。

血糖値の高い状態が長期間続くと合併症が引き起こされ、下記の症状が現れます。
・目がかすむ・視力低下・足がむくむ・しびれ・痛み・立ちくらみ・傷が治りにくい、化膿する等
これらの網膜症・神経障害・腎症を糖尿病の三大合併症と言われます。

糖尿病はこれっといった症状がないのに知らないうちに病気が進行して合併症をおこしてしまう怖いものです。
自覚できないからこそ定期的に検査する必要があります。
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もし糖尿病になってしまったら?今回は、2型糖尿病について詳しく教えて頂きました。
2型糖尿病の基本治療(代表的な治療の流れ)
食事・運動療法
それでも血糖コントロールが不充分な場合👇
軽口血糖降下薬療法
それでも血糖コントロールが不充分な場合👇
注射療法💉です。

【食事療法のポイント】
・朝食を食べる・大量の食物繊維から・高炭水化物を出来るだけ避ける・大好きな高脂肪食は4回/月まで
【運動療法のポイント】
・有酸素運動と筋力トレーニング・・身近な運動の活動量を増やす(エレベータを使わない・こまめに歩く等)
※運動療法注意点
・開始前にはメディカルチェック・服装整える・楽しい気分で(無理はしない)
・低血糖の対処(糖尿病連携手帳と甘い物(飴玉等)の携帯だそうです。

糖尿病療養の要
1早めに診断を受ける
2治療の開始
食事・運動が基本
薬物は病態に応じて選択、自己判断は禁物!
家族の理解と協力が大切
3治療の継続と合併症の確認と予防
心配な症状は早めに主治医に相談

糖尿病治療の最終目標は
きちんと血糖コントロールをして、合併症の発症・進展の予防です。
健康な方と変わらない健康寿命を確保しましょう!


次回の健康講話は3月26日(木)の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
残念ですが、今回で今年度の健康講話は終了となります。

本年度ももたくさんのご来場ありがとうございました!!
来年度もどうぞ、宜しくお願い致しますヾ(o´∀`o)ノ

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第8回被爆者健康講話

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1月17日(木)に令和元年 第8回被爆者健康講話が開催されました。
講師は長崎大学 原爆後障害医療研究所 助教 平良 文亨先生です。
今回もたくさんのご来場ありがとうございました(*≧∪≦)
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今回のテーマは『薬と健康』
薬の正しい使い方等についてのお話です。

さて、今流行しているインフルエンザについて少しお話します。

インフルエンザは、ご存知の通りインフルエンザウイルスによる感染症です。
38℃以上の高熱や悪寒、頭痛、筋肉痛、関節炎などの全身症状が突然現れるのが特徴です。
また、風邪とは異なり場合によっては重症化する事があるのも特徴です。
予防は、基本的に流行前にワクチン接種を受ける事ですが、厚生労働省は普通の風邪予防と併せて、一般的に次の5つのことを勧めています。
①人混みを避ける②手洗いとうがいの励行③マスク着用④充分な栄養と休養⑤室内の乾燥に気を付ける
抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスの増殖を抑制します。
インフルエンザ様症状の発現から2日(48時間)以内に投与する事が効果的です。
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お医者さんにかかるとき・・・・①現在、使用している薬がある。
                  ②これまでに薬を使用して、体調が悪くなったり、
                    発疹等のアレルギー症状が出たことがある方。
お薬について、お医者さんにご相談される事で薬の重複投与、悪い飲み合わせ、
薬による過敏ショックやアレルギー発作を防ぐことが出来ます。
そして、あなたの薬情報を正確に伝えることができるので、お薬手帳を活用しましょう(^∇^)

次回の被爆者健康講話は2月20日(木)です。

第7回被爆者健康講話

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あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します(^∇^)


12月19日(木)に令和元年 第7回被爆者健康講話が開催されました。
講師は長崎大学 原爆後障害医療研究所 助教 山田 裕美子先生です。
今回もたくさんのご来場ありがとうございました(*≧∪≦)
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今回のテーマは『肩こり解消!いきいきライフ』です。


肩こりとは・・・首や肩周辺の筋肉が緊張し、硬くなっている状態。鈍い痛み、だるさ、重さなどの症状が起こります。
酷くなってくると、めまい・吐き気を伴うことがあります。

肩こりになってしまう5つの原因
①血行不良
②運動不足
③姿勢の悪さ
④関節のゆがみ
⑤ストレス



実際にタオルストレッチをやってみましょう
*背筋、ひじを伸ばし、かかとは床につけたまま右に体を傾けて10~20秒キープする。(左も同様に行う)座ったままでもOK!
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タオルストレッチの良いところはタオルがあればすぐできる。テレビを見ながらでも可能なので意外と簡単に体を伸ばすことができます。

いかがでしたか?
肩こり予防体操を継続してストレスをためない生活を送りましょうヽ(≧∀≦)ノ

次回の被爆者健康講話は1月16日(木)です。












第6回被爆者健康講話

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11月21日(木)に令和元年 第6回被爆者健康講話が開催されました。

講師は長崎大学 医学部保健学科看護学専攻 吉田浩二先生です。
今回もたくさんのご来場ありがとうございました(^∇^)

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今回のテーマは 『もの忘れのお話』です。
皆さんにとって身近な話題から、その後についてのお話もしていただきました。

それではまず、物忘れについて勉強しましょう。
物忘れには加齢による物忘れと認知症による物忘れがあります。
例えば、食事の献立が思い出せない等、体験の一部を忘れ、ヒントがあれば思い出せるのが、加齢による物忘れ。
食事をしたこと自体を忘れる等、体験したこと自体を忘れ、ヒントがあっても思い出せないのが、認知症です。

認知症とは、一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続性に低下し、
社会生活や日常生活に支障をきたすようになった状態のことを言います。

認知症には「四大認知症疾患」と言われる代表的な症状があります。
①アルツハイマー型認知症(物忘れ・日時や場所が分からない等)
②血管性認知症(日常上の実行機能の障害等)
③レビー小体型認知症(幻視・動作が遅くなる等)
④前頭側頭型認知症(自分勝手な発言や行動が多い等)
以上この4つが代表的な認知症疾患だそうです。

それならなるべく認知症にならない為にも必要なこととは?
認知症予防に効果的な3つのこと
①栄養の取れた食事(大豆・玄米・卵黄が良いとか...)
②適度な運動
③良質な睡眠
禁煙は必須で、お酒も控えることも勧められます
他者との会話・交流も効果的だそうです。

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そしてもし、周りに認知症の方がいた場合はどのようにしたらよいのでしょうか。
そんな時は、パーソン・センタード・ケアの精神が大事だそうです。
・認知症をもつ人を一人の人として尊重しその人の視点や立場に立って理解し、
ケアを行おうとする認知症ケアの考え方のことです。

また、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)というのもあります。
これは、認知症の人の意思が尊重されできる限り住み慣れた地域の良い環境
自分らしく暮らし続けることができる会社の実現を目指すためのものです。
このように周りのサポートも大事なんですね。

最後に、皆さんは人生の最後について家族と話し合っていますか?
突然、意思決定が困難になった場合に、本人の意向を汲んだ合意形成ができない状況に陥る可能性があります。

そうならない為にもアドバイス・ケア・プランニングが必要とのことです。
将来患者の意思決定能力が低下した際も患者の意向が尊重され患者が望む医療が提供できるようにする目的の為に行う
これからの人生の計画も含んだ治療・ケア・に関する話し合いのプロセスのことだそうです。
そしてアドバンス・ディレクティブ(事前指示)も大切です。
患者が将来判断能力を失った際に自ら行われる医療行為に対する意向を前もって示すことです。

認知症になっても幸せな生活のためには、自身の準備と周りのサポートが不可欠ということです。
患者さんにも周りにとっても、より良い社会になってほしいですね。

次回の被爆者健康講話は12月19日(木)です。




第5回被爆者健康講話

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10月17日(木)に令和元年 第5回被爆者健康講話が開催されました。

講師は長崎大学病院 看護師
長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 災害・被ばく医療科学共同専攻の松尾 帆浪さんです。

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今回のテーマは「姿勢・歩き方を見直して健康に!」です。
あいにくの雨でしたが多くの方に参加していただき、正しい姿勢・歩き方を実際にしながら学んでいました。

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最近皆さんは、疲れやすく歩くのが遅くなったり、つまづいたり転んだりしたことはありませんか?
高齢になると筋力の低下等により、若いころに比べると少しずついつも通りの歩行が困難になってきます。

姿勢のくずれが起こると、立つだけでつかれてしまい、長時間立っていられなくなってしまいます。
また、間違った歩き方をすると、歩くと疲れる→疲れるから歩かない→ますます筋力が衰える→
疲れるから歩かない→気力・体力の加速度的な衰えといった悪循環も生まれてしまいます。

そうならない為には、正しい姿勢と歩き方がとても重要です!
実際に正しい姿勢と歩き方を教わりましょう(^∇^)
正しい姿勢 正しい歩き方

他に転倒予防には体操をしたり、大臀筋・中臀筋(お尻の筋肉)・ヒラメ筋(下肢の筋肉)
といった筋肉を鍛えることも効果的だそうです。

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いかがでしたか。皆さんも是非正しい姿勢と・歩き方をマスターしてみてください(*´v`)

次回の被爆者健康講話は11月21日(木)です。